フラッシュblog

通学時間をいかに役立てるか

2010.12.23

私の教え子が通学してすぐ察知したことは、一日のうち完全にひとりで過ごせる時間は、通学時間しかないということ。そしてこの貴重な、往復約二時間余りの通学時間をいかに役立てようかと考えたのです。そこで、火・水曜日の往復を、英単語の暗記とヒアリングで消化し、木・金・土曜日は読書にいそしみました。スウィフトの長編『ガリバー旅行記』とか、セルバンテスの『ドンーキホーテ』などの翻訳物の名作は中学時代に、漱石、鴎外、村上春樹は、高校時代にすべて読破したそうです。特に、村上春樹にはまり込んで、駅のベンチで暗くなるまで読みふけり、たまたま、会社帰りの父親に発見され、「お前、そんなところで何やっているんだ」と叱られたことも再三だったとのこと。