「対人暴力」では、偶然、通りかかった見知らぬ相手へ暴力をふるう、金品を奪うことを計画し、通行人にケガを負わせるなど、「器物損壊」では、トイレのドアを故意に損傷させた、補修を要する落書きをした、窓ガラスを割った、学校で飼育している動物を故意に傷つけたなどである。これらの形態別で見てみると、小・中・高等学校いずれも「生徒間暴力」がもっとも多く一万七八二七件(小学校九七六件、中学校一万三三二九件、高等学校三五二二件)となっており、次いで器物損壊、対教師暴力、対人暴力が続く。これらの暴力行為は、いずれも一方的に相手にしかけている点で、いわゆる「子どものケンカ」とはまったく異なる。なかには、連日のように教室が騒乱状態になり、授業がまったくできず、複数のクラスが「学級崩壊」の危機に瀕している学校もある。それでも学校側では、「力で制止しようとすると体罰と受け取られかねず、対処がむずかしい」としている。
[推薦サイト]
口コミ人気の通信制高校関東MAP